人生への信頼が深まり、やりたいことを自由に楽しんだりできるようになりました
中島知賀さん・岐阜県
傾聴による対話カウンセリング
「罪悪感、悲しみ、怒りを癒したい。もっと無条件に自分のことを愛したい」と決意して古宮先生のカウンセリングを受けました。往復8時間かけて、毎週通いました。それくらい真剣でした。
私が古宮昇先生のカウンセリングを受けようと決意したのは、他のカウンセラーの人には分かってもらえなかった経験があったからです。
古宮先生のカウンセリングを受ける以前に、6年間ほど他のカウンセラーのもとに通っていましたが、そこでは、ほんとうに私の深い孤独感や、怒りや憎しみや、寂しさを話すことができませんでした。
カウンセラーから「時間が解決することもありますね」と言われたときがあります。「では、この悲しみや苦しみはいつまで続くのでしょうか?」と聞きたくなりました。でも、カウンセラーに反発することもできずに、「そうですね」と自分の気持ちに蓋をしました。
あるいは「それは、些末なことで、本質的なことではありませんよ。もっと自分を見つめなさい」と諭されたときもあります。または、「物理的な距離をとることも一案ですね」とアドバイスをされたこともあります。
でも、私にとっては、時間が解決することを待てないほど苦しかったから、カウンセリングで解決したかったのです。
また、他人からは些末と思われるような恥ずかしい話を、自分の中で何とか納める手段を考えたくてカウンセリングを受けたのです。物理的な距離をとって解決する問題であれば、わざわざカウンセリングを受けようとは思いませでした。
そんな、私の足掻くような気持ちを分かってもらえずに落胆しました。どの話も、中途半端にしか話せずに、途中で休んだりしながら、だらだらとしたカウンセリングが6年間続きました。
こうした経緯から「しこりのように残っている深い罪悪感や悲しみや、怒りを癒したい。もっと無条件に自分のことを愛したいし、人に貢献できる自分になりたい。いつも愛から選択して行動できる人になりたい」と決意して、古宮先生のカウンセリングを受け始めたのです。ました。カウンセリングは優しいだけの道のりではありませんでした。深い淵の底をのぞき込むような怖さや、闇夜の森の中に入っていくような怖さもありました。でも、「どんな私も深く理解してもらえている、受けいれられている」という安心感があったので、だんだん心の傷つきを癒して手放し、本来の自分と繋がることができました。
カウンセリングを受ける前は母に怒っていましたが、母を心から愛することができるようになって安らぎと幸せが訪れました。母に腹が立つことがなくなってきました。
以前は人生に「なんで、こんな理不尽な目に遭わなくちゃいけないの!」と怒っていましたが、人生への信頼が深まりました。自己嫌悪感や罪悪感が減り、人に腹が立つことも減り、楽になりました。すると、やりたいことに挑戦したり、したいことを自由に楽しんだりできるようになりました。
またかつての私は、人と較べて劣等感を感じたり、人を見下したりすることが多かったのですが、人と比較しなくなって気持ちの浮き沈みが少なくなり、自分の人生に集中できるようになりました。そして、「もっと、人のために貢献したい」という気持ちがどんどん湧いてくるようになりました。その結果、組織を離れて独立することができました。
そして、怖ろしいと思っていた深い淵の底には、真珠のきらめきがありました。
闇夜の森の中には、美しい湖が広がっていました。
それは、私だけでなく、誰の心の中にも存在する美しい魂の部分と繋がる経験なのだと実感しました。