こころの専門家が “生きててよかった” を見つけるお手伝い

その女性がワークの中でしたことは、私の質問に答えていくこと。

その一連の質問は、お母さんについて、彼女自身について、彼女の人生について、それまで見えていなかったことを見てゆくための質問でした。その女性はそれに答えてゆくなかで、それまで見えていなかった大切なことが見えていったのです。
その結果、彼女がお母さんのもとに生まれたこと、お母さんが今まで彼女にしたこと、言ったこと、それらすべてが完璧だったことが心から実感され、深く激しい感動とともに、彼女は愛と感謝に満たされました。

かつての職場に、とても腹の立つ上司がいました。

わたしはその人について
「なんでも自分がコントロールしようとする」
「言うこととやることが全然違う」
「自分のことを棚に上げて人を批判する」
などと腹が立っていました。

また、ある時はいきなり電話をかけてきて、
「あんた最近調子に乗ってるんじゃないか！？
なんだあの態度は！？」
と怒鳴りつけられたこともありました。

わたしはものすごく腹が立ち、また傷つきました。

わたしはその怒りと傷つきを解決するために、3～４年間にわたって
さまざまな方法で、自分の怒りに取り組みました

ボディ・サイコセラピー、
感謝の瞑想、怒りをひたすら感じる、
紙に怒りを書いて感情を吐き出す、などなど。

それらをしたあとはスッキリしました。

ところが時間が経つと、怒りがよみがえってしまいます。

日常生活のなかで突然、
その上司がしたこと、言ったことが思い出されて、
ムカムカ腹が立ってくることも何度もありました。

その人が職場からいなくなってほしいと思っていました。

それが、ディマティーニ・メソッド®のセッションが完了すると、その上司への無条件の愛と感謝とで、涙が出てきました。

ぼくを成長させてくださって本当にありがとうございます。
ぼくに怒鳴ったり、のけ者にしようとしたり、
理不尽な要求をしたことも、そのすべてが、これからのぼくのキャリアに
すごく助けになることが分かります。
怒鳴ったり理不尽なことをしたりしてくださったりして、ありがとうございました。
すべてに感謝です。どうぞ長く元気でいてください」
と心の底から感じました。

ディマティーニ・メソッド®を通して心の痛みが無くなったら、その上司の態度が優しくなりました。

まわりの人たちは、
変わらず彼に腹を立てたり彼のことで困ったり、振り回されたりしていましたが、
わたしは穏やかな気持ちでいられるようになりました。

その上司にわたしの感情を支配されることがなくなったのです。
その後その方はわたしをすごく助けてくれるようになりました。